
Web森ゼミ『新民法で家裁は変わったか?』座談会レポート(ゲスト:与党議員)
昨日(令和8年8月23日)、テーマは「新民法で家裁は変わったか?」。
推進派の与党議員1名をゲストにお呼びしてゼミ生6名との質疑応答を座談会形式でざっくばらんにしました。
■資料
NPOキミトのプレスリリース
『新民法(共同親権導入)施行直後の当事者6名の体験・判決資料の分析を公開』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000138153.html
どのような座談会だったかレポートします。
与党議員は「先生」、参加ゼミ生6名は「Aさん」等とします。
※発言内容は個人を特定できない程度に編集しています。
■先生
「Aさんはどうでした?」
Aさん
「僕は調停経験のみで審判・裁判は未経験ですが、調停は施行前後で、正直、変わってませんね」
■先生
「Cさんは?」
Cさん
「僕の場合は、娘が生まれて間もなくの断絶で今2歳なんですが、面会交流審判で直接交流の審判を得たんです」
先生
「あら!よかった」
Cさん
「それが妻が抗告したんですが、施行後の高裁だったんですが、高裁が間接交流の判決にしたんです」
先生
「え?手紙を送ってもいいってあれ?」
Cさん
「はい」
先生
「2歳って手紙読めないじゃない」
C
「はい…」
一同
「そんなのおかいいですよ!!!」
■先生
「Dさんはステップファミリーなのね」
Dさん
「はい。長女(養子縁組済み)は13歳で断絶、息子のほうは短時間でさらに僕の弁護士の付き添いアリでの面会交流はかろうじてできています」
先生
「家裁はどう?」
Dさん
「弁護士が…相手の弁護士ですが、立法趣旨は理解はしていません」
先生
「家裁というより弁護士のなのね」
■先生
「Eさんはどうですか?」
Eさん
「変わってません」
「裁判所もですが、弁護士が変わらなくっていいのでしょうか。僕の相手弁護士はSNSで堂々と裁判所の運用は変わらないと発言しています」
先生
「え?」
一同
「先生!そうなんです。Eさんの相手弁護士はYouTubeの解説動画でそう言うからほかの弁護士もじゃ今まで通りでいいんだ、って思うんです。料金表に「面会交流大幅制限」メニュー、「共同親権拒否」メニューのようなのがあってビジネスにしているんです!こんなのが施行後もあるようなら弁護士変わらないです」
■先生
「Fさんはどうですか?」
Fさん
「僕の場合は、離婚訴訟があとは判決を秋に待つという感じです」
「裁判官から「子の利益を第一に考えますから」ということを言われました」
先生
「相手の弁護士はどうですか?」
Fさん
「変わってません。本人同士の連絡を禁止する発言をします。歩み寄れる機会を遮るってどうなんでしょう」
一同
「本当にそうですよ!!!」
■先生からみんなへのメッセージ
今日は、森ゼミ生から施行後の体験談と率直な感想や意見をもらえて本当によかったです。
どうやら弁護士は問題含みのようですね。
秋には国会がありますが、このことをしっかり伝えていく、私は決意ができました。
みんさんは法律の犠牲者です。
私は頑張ります。みなさんも本当にお辛いと思うんだけど、子どもたちに会えるように頑張っていきましょうね。
■参加者のみんなから先生へ
「ありがとうございました」
「先生のお話を聞いて、勇気が湧いてきました。これからも子どもに会える日を夢見て日々生きていきます」
「法律の被害者という視点はもってなかったのですが、たしかにそうですね。前半の先生の取り組みの話は具体的で非常に興味深いものでした」
「勇気をもらいました。ありがとうございます!座談会で絶対にあきらめないと心に決めました」
「絶望的な気持ちが減り、ささやかな希望を感じました」
■Bさんから議員へのお礼
※議員が冒頭述べた活動内容がわかります。
私たち同意なき別居親は法律の被害者だ、という言葉がとても印象に残っています。そして子どもたちも被害者だと強くおもいました。
共同親権、不同意性交罪、DV防止法のあり方を課題視し、これらを見直して、進行するスターリニズムに家族の絆を強めて対抗する姿勢を与党議員からうかがえたことは非常に勇気付けられました。
共同親権の先輩である韓国にいったところマンガミュージアムの社会問題の展示で共同親権の問題を扱ったコーナーがあったとお聞きして、世の中の認識もアップデートされるのだという希望をもつことができました。また、離婚にあたり3ヶ月の親教育研修を受け共同養育計画書を作成する決まりがあるようで、これは日本の子どもたちのためにも必要だと感じました。
■編集後記
森ゼミを主宰して半年になりますが、今回初めてWeb上で国会議員を招いた座談会をしました。
直接議員と話ができることが彼らの勇気や元気、意欲に繋がる大事なことだとわかりました。
本来なら断絶状態の打ちひしがれている皆さんに機会を提供できたらいいのですが、キャパシティーなどの限界がありこの形式がベターだとわかりました。
ぜひ、他のチームや会の方は、森ゼミを参考にしてもらえたらいいなと思っています。
森ゼミ生は全国の被害者から希望を募りまた私が声を掛けて選びました。体験会、そしてテストを経ています。
彼らとは1対1で会って話をしたり、会場で勉強をし合ったり、飲食をしながら歓談したり、私が彼らの裁判の傍聴をしたりと密にかかわっています。
だからこそ言えるのですが、彼らがなぜ司法の壁によって実の子どもたちと自由に会えないのか、おかしいとしか言いようがないです。「権利」を剥奪するような裁判は他に見当たりません。子どもが生まれると自然と具(そな)わる「権利」を奪う国が幸せになるとは私には思えません。
「親子断絶問題」に着手して今月で4年が経ち5年目を迎えたこの節目に改めて私もこの国の親子を幸せにしたいと決意できた座談会でした。
(森)
