
家裁の離婚裁判傍聴、初体験者様の「よかった!」の声
森です。
先日、弊会の裁判とある当事者さんの裁判の判決言い渡しがたまたま同日にありました。
私は、どちらも傍聴するのに東京高等裁判所に出向きました。天気がよくてよかったです。
午後1時10分から当事者さんの判決が20分から弊会のが言渡しという順序でした。
前者の法廷に行くと見知ったご夫婦が傍聴席に座っておられご挨拶をしました。
一緒に判決を傍聴しその後の弊会の判決も一緒に傍聴。
2つの判決言い渡しを終えてから近くの待合室で談話。
「今裁判所ってどうなっているのか気になって来ました」
ご夫婦はこのようなことを話されました。
私は「裁判所の審理スタイルも変わっていないし共同親権判決は私が傍聴した範囲ではゼロです」とお伝えしましたが、落胆しかない結果で切なかったです。
「森さん、ご体調どうですか?そのノートは?」といった話の流れで、家庭裁判所では離婚裁判は他の裁判同様に公開がされており傍聴可能だとお話しすると、「さっそく行ってみよう」と。
私があらかじめ書き取っておいた家裁の離婚裁判の本人尋問の事件内容をメモされて、お二人は東京家裁に向かわれました。
数時間後
私が東京高裁地裁の1階ロビーで何か本人尋問が見れないかと開廷表のタッチパネルを操作していると、背後から「森さん!」と先ほどのご夫婦の声。
「森さん、傍聴して本当によかった」と喜びのご報告がされ、私は「よかった!そうなんです。調停にしても審判にしても結局は裁判になるのがほとんどで裁判というゴールを目指して調停も審判もするほうがいいんです。それらの内容が裁判の下地になりますから」と。
旦那様が「さっきの事件内容はうちのケースにも似ていて。そうかと、参考になりました」とおっしゃった。
私は「東京家裁なら1日に平均1件は本人尋問があります。口頭弁論では事件内容はわかりませんから。今日のように本人尋問を傍聴されるといいです。本人尋問はだいたい午後1時以降です。ですから、それほど朝早く来て開廷表を見る必要はなく12時に来て見ればあるかどうかがわかりますよ」とコツをお伝えした。
家庭裁判所で離婚事件が公開されており誰でも傍聴できることを一般の人はあまり知らない。
ましてや、当事者が出廷し赤裸々に話をする本人尋問が傍聴できるなんて知る人は少ない。
弁護士は教えない。
でも、実は非常に学べる。
なかなか難しいのはこうした流れがあればわかってもらえるのですが、当事者の方は自分以外の裁判を見るのに平日休みを取ることはされないことがほとんとです。
私も意思に反して強く勧めることもできませんし、少しずつでも当事者で離婚裁判の傍聴体験者が増えて「よかった!」の声が広まったらいいなと期待しています。
―現場に行って自分の目で見ることの大切さ
被害を受けるとどうしても内にこもりがちになります。
誰かと一緒にふと家庭裁判所に行ってみるだけでも何かが、変わる、動く、進む、この感覚を感じてもらいたいです。
自分の見識と認識を新たにして整えると物事がポジティブに変わることってよくありますから。
お二人とお二人が繋がる人たちに、グッドラック。
幸運を祈りながら。
令和8年7月18日
特定非営利活動アートで社会問題を解決する会キミト 森

