12/28「スポット!森ゼミ」参加者感想

特定非営利活動法人アートで社会問題を解決する会キミト

2025/12/29 11:46

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12/28(月)「スポット!森ゼミ」

※単発で必要に応じて必要そうな人だけに声を掛けてする「森ゼミ」を「スポット!森ゼミ」と言います。

 

テーマ

『来月本人尋問を控えたDさんの事案から裁判とは何か?攻略しよう!裁判所』

 

参加者の感想

 

Aさん

本日は、本人尋問の模擬の機会を設けてくださり、ありがとうございました。

実際の裁判を想定しながら、「裁判所が何を見ているのか」「どのような親の姿勢が評価されるのか」を、具体的な問いとやり取りを通じて体感できた、大変貴重な時間でした。

中でも強く印象に残ったのは、裁判所が「感情」や「被害の訴え」そのものよりも、社会的規範を理解し、それに基づいて行動しようとする姿勢を重視している、という点でした。

親とは、子どもの命・健康・安全を守る存在であり、子どもは訴訟も選挙もできず、自分の命や安心を自分で守る力をまだ持たない存在です。

その責任を自ら引き受けているかどうかが、裁判所が親を見る際の重要な視点なのだと、強く実感しました。

また、裁判所が民法上の不法行為を強く問題視するのは、それが個人間の問題にとどまらず、社会秩序そのものを揺るがす行為だからであり、裁判所が社会の防波堤としての役割を担っているからだ、という理解も深まりました。

この視点に立つと、親子関係において問われているのは、「どちらが正しいか」ではなく、自分が社会的責任を引き受けた親として、どう立ち振る舞っているかなのだと感じました。

今回の模擬を通して、今の自分にとって本当に大切な問いは、「裁判でどう評価されるか」ではなく、「自分は、その『子の命』と人生を、社会の中で守る親として生きているか」という問いだと気づきました。

裁判所に伝えるべきなのは、主張や正当化以上に、その『子の命』を預かる親として、すでに引き受けている在り方なのだと思います。

多くの示唆を頂き、ありがとうございました。

 

Bさん

昨日はありがとうございました。

裁判官が多くの事件を見る中でどのように事実把握しているのかそのフレームワークのようなものがわかり、またそれに当てはめて伝えることが、限られた時間の中で、裁判官に取ってスムーズなコミュニケーションになると感じました。

あとは地裁のエピソードも自分の事例にあてはまり、次の手段が1つ増えるものになりました。

 

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